まああの、このツイート見たの、映画見終わった後なんですけどね。最早。

あれは確か７月ごろ。ひょんなことから映画DTCのポスターに推しの名前を見つけ、公開を楽しみにしていました。予告にも推しの姿は見られず、本当に出ている…？と不安になったこともありました。

しかし、その心配は杞憂に終わりました。

理想の小林且弥がそこにいた…

想像を遥かに超えて素晴らしすぎてお昼の新宿ピカデリーで震え上がりました。

湯けむり純情編っていうから火曜サスペンスを見るぐらいの軽い気持ちで行ったのに…（それもどうなのか）

推しの話をすると長くなるので先に映画の感想書こう。

…ハイローは履修していないうえ、LDH界隈も全く詳しくないので、序盤ですっごいキメキメの格好で謎のパーティー会場でいきなりミュージカルシーンが始まった時は、DTCって割と歌うたう映画なんだ？？？？とびっくりしました。（違った）

序盤の説明パートの、「喧嘩」「抗争」みたいなワードからして、ハイローってカラーギャングみたいなやつなのかな？という印象を抱きました。よくわかんないけど今回の主人公の３人組はおんなじチームの仲良し三人組なんですね。ある種お祭り騒ぎとも言える出来事の後に日常に戻った時に物足りなさ、よくわかります。連休明けに淡々と仕事をこなす会社員の気持ちもそれに通じるものがあると思います。（？）

ハイローわかんなくても、あっという間に微笑ましい気持ちで3人の旅立ちを見守っている自分がいました。旅いいな…

いやーハイロー未履修でも、３人のキャラがしっかりしてるのと、展開が早いので躓くことなく最後までみれました。

これは配給が松竹なので本来例えるべきは寅さんなんでしょうけど、

・展開がハッキリしていて

・それぞれのキャラもいい塩梅に掘り下げて

・ファンには嬉しい見せ場のシーン（歌うやつとか）もあって

・最後には温かい気持ちで次の旅に出る

これは水戸黄門を見たときの気持ちに似ている…

どこか懐かしい日本人のDNAに語りかけてくるこの感じ…

笑いあり、涙あり、イケメンあり、歌ありの日本人が好きなエンターテイメントがそこにある。

LDHすっげえな……

ハイローのスピンオフという形になるのでしょうが、予備知識もいらずイケメンもたくさん出くる最後にはきっちり感動できてハッピーエンドで終わる、これはいろんな世代にオススメしやすい映画だと思いました。

えっ？ていうか普通にあんなにイケメンバンバン出してこのクオリティなんですよすごくないですか？たまにあるじゃないですか、イケメン出してそれだけで持たせようとする映画。その点イケメンしか出てないのになんてしっかりした映画なんだと感動しました。

3週間限定公開ですが、そこは天下のハイロー、天下のLDHということで上映館がかなりあるのでお近くの映画館で見てくれよな！！！

（次回作、DTCのおせっかい3人が行く温泉街でのサスペンスとかだめかな、だめか。）

…よし！推しの感想書きます！

上で埋め込んだ推しのツイートでも役柄が伏せられていたように、割と存在がネタバレというか、役柄が（DTCの三人を除けば）最大のキーポイントというめっっっっっっちゃくちゃ良い役なんですよ。

もう全出演シーンで泣きました。ズルい。後半全部持ってったズルい。なんてズルいんだろう…

ちょっとでも書くとネタバレになってしまうので表現力語彙力のないわたしにはとてもむずかしいのですが、温かな、包み込むような愛を具現化したような素晴らしい演技でした。

人の感情を揺れ動かす演技。推しの演技が、確かに劇中の人々の感情を揺れ動かしてストーリーが進んでいくんだなっていう…それをスクリーンから感じ取ってわたしは席で震えていました。しかも声だけでそれをやってのけてまあひっくり返りそうになりました。あと、少し揺れ動く感情こもった瞳の演技も良かったです。いや全部良いんだけども。

決して激しくはないけど、愛に満ちた静かな説得力のある演技でした。そう。キーワードは愛、愛なんですよ。これもある種の盛大なネタバレなんですが…

推し、割と激しめな役だったり悪い役も結構…結構多くて、（たぶん）ハイローの方に出ててもおかしくないようなハードな感じの演技もこれまた似合うんですが、こういう穏やかな役柄もいいんですよぉ…似合うんですよぉ…今回何度目かはわかりませんが惚れ直しました。絶対似合うと思ってたよ！！！！こういう役やってほしかったんだよ！！！求めていたものが今回DTCにはある！！！！！いやあ最高ですね。

是非これからDTCご覧になる方は、役柄はあまり言えませんが後半出てくる我が推し、小林且弥さんの演技にも注目していただければ幸いです。

いやー、、、監督、LDHの方、ありがとう、、、足向けて寝れねえや、、、、、、

2018.09